エルの死

一昨日の事なのですが長年家族の一員として暮らしていた『える』(愛犬)が亡くなりました。享年15歳

もうそんなに長くは無いんだろうなとはなんとなく思っていたのですが、嫁さんからLINEで【えるが亡くなった】の連絡の文字が目に入った時はなんだか時間が止まった感じがして長い時間ただ何も考えられずにフリーズしてしまっていた。仕事中ではあったので職場の人達には何もなかった様に振る舞っていたのですが、、、、、、、、  多分相当不自然だったんだと思います。  普段だったらこの後の事をあれこれと頭の中で考えながら家路に」向かうのでですが家まで帰った道筋の事も覚えていなくただただ早く『える』のところに行きたくて、、、て感じで気づけば家のドアの前まで帰っていました。家に入りいつも『える』の部屋まで行くとなんとなく想定の範囲内の光景が目に入ってきました。 そこには泣きじゃくってりる嫁さんと今日はたまたま研修で家による用事の入っていた次男が動かなくなってしまっている『える』を抱き抱えらながら泣いてた。  再び時間がとまってしまいました。 少しの間またフリーズして、、、、、、ふと我に帰れて『える』に近づき顔 体に触れてみた。 まだいつもの『える』の感触で でも暖かさはなくなっていたと思います。 すると突然身体中に血流が起こり頭が痛くなり涙と鼻水が出てきて制御不能になっていきもうどうにも自分をコントロールできなくなってしまい、それからはただただ悲しみのどん底に陥り苦しくて苦しくて、、、、、終わる事なく悲しみは続いていきました。  それからそんなに時間がたたない間に長男が戻ってきました。彼もまた家を出ており訃報を聞いて私と同じ様に帰って来たんでしょう。普段、帰宅するのがほとんど毎日11時を過ぎてるので、、、、、、言葉もでずにただ呆然と見つめ少しの間、私と同じ様にフリーズしていた。そして我慢できずに苦しそうにないていました。3人ともあまり喋る事もなくただ、順番に『える』のことを抱き抱えて、、、、、、、、泣いていました。こんなに悲しいくて苦しくなるのは初めてだった様な気がします。   嫁さんが長女にもLINEで連絡をしていてLINE電話で対面させてやっていました。彼女は少し離れた所で暮らしており帰って来れないので画面越しにお別れをしました。 

そうしているうちに我にふっと帰り『お別れの準備をしなければと気付き』ペットのお葬式なるものを検索し色々探してみました。結構たくさんあっていっぱいヒットしたんですが意外にリーズナルでしかも迅速対応、サービスも豊富にあり選ぶのに迷うくらいでした。 結局、東山というところに電話して来てもらう事にしました。二時間後に来れると言うことなんでお願いすることにしました。と言うことはあと二時間で本当に『お別れ』って事になってしまうのが確定です。再び涙は制御不能となり四人とも悲しみの淵に追いやられながら一緒にいられる短い時間を過ごす事となりました。ほとんどの間次男の腕の中でこの時をすごすしていました。

22時15分ごろ家の前に入ってくる車の音が聞こえました。迎えがきました。私はすぐに表に出ていき間違いなと確信し車の窓ガラスを軽く叩き『目的地である家ですよ』と携帯の地図を確かめているドライバー知らせました。この車がお葬式の会場件火葬場になっていてそこで色々説明をしてもらいそれからお別れの準備に家の中に戻り、   戻ったら悲壮な顔をした3人がいて自分の方を見るのいでこれで本当のお別れになるのでもう一度順番に抱き上げながらお別れをしました。業者のかたには申し訳なかったと思いますがちょっと長めのお別れの時間になっていたとおおいます。

「さあ、そろそろやぞと行って外にみんなを連れて出ていきました。次男抱かれて『える』は外に連れていき嫁さんがタオルと大好きな鈴のなるボールとお花を添えてお別れの台のところに寝かせて再び一人ずつ本当に最後のお別れをしました。『では』と業者の方が言われたとき最後にもう一度『えるに触れておきたい、触れて置かないと絶対後悔してしまう』と言う感情が出てしまい、『ちょっといいですか』とお願いし『える』に触れ最後の最後のお別れをしました。

そしてその台を業者の方が奥の方に押し分厚く頑丈そうな扉を閉めました。と同時に皆は啜り泣きから号泣になるのを抑えれず、、、、、走り去って行く車をめでおっていました。

京都市は条例で火葬する事が出来ないのでと言われて追分(滋賀県)まで行って火葬してくると言われ約一時間半後に戻ってくると言う事なんで四人で戻ってくるのを待つことにした。その間ほとんど誰も喋る事も出来ずテレビを付けていたかも覚えていない様な状態の時間をすごしていました。

12時を過ぎた頃まだ車はもどって来ておらず、少し遅いかなと思いながら思考が少し戻りつつあって気になり出した頃車の音がしたので家を飛び出していき携帯をさわっていた運転手に合図して気づいて貰い、玄関まで入ってもらって色々説明をして貰いました。 写真を確認させて貰い骨の箇所出会ったりペンダントキーホルダーの中の骨の種類など、、、、最後にカードで支払いをし全員でお礼を行って帰って貰いました。(金曜日の22:00から電話一本で一時間足らずできてもらったので!)お世話になりました、有難う御座いました。

再び戻ってきた骨壷(えるちゃん)をみて涙ぐんで少しみんなで会話をしました。そしてその後次男は家に帰っていきました。長男の方は今夜は泊まっていくといって自分の部屋に戻っていきました。嫁さんの方はというと延々に涙が止まらず骨壷をだきながら悲しんでいました。 自分の部屋に戻って取り敢えず寝ないといけないと思い二階に上がろうとしたらわんわん泣いている長男の声が聞こえてきて、またもや自分も涙が出て来て苦しくなってしまい,なかなか眠る事がその夜はできませんでした。

『える』は家族の一員と言うよりも誰よりも家の住人で自分のことは人間だと思っていたし家族全員から愛されていて、うちの家にはいなくては成り立たない存在で、   ありえない!  『える』のいない日々は想像できない! これは当分みんな病んでしまうことになるんだろうなって思いました。

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